2013年02月のアーカイブ

一般プレイガイドを中心としたハロプロのチケット購入方法

最近、ハロプロでは新規ファンの方や、イベントに参加し始めた方も多くなってきているので、一般プレイガイドを中心としたチケットの購入方法についてまとめました。

ここに書く情報は、個人の経験上の話になるのため、主観と世の中の法則的なことを元に書いています。
必ずしも正確であるとは限りません。
また、自分は無料のチケットぴあ、イープラス、有料のオデッセー、CNプレイガイドを使っているため、それ以外の情報に関しては比較できませんのでご了承下さい。

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■ 事前知識
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大手のプレイガイドは以下な感じ。
オデッセー
チケットぴあ
イープラス
ローソンチケット
CNプレイガイド

一般プレイガイドのチケットの当選率には以下の様な傾向があります。

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当選率高い > 当選率低い
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有料会員 > 無料会員
マイナープレイガイド > 有名プレイガイド
ステージから遠い > ステージ寄り(ステージ寄りといっても遠いけど)
購入しにくい > 購入しやすい(買いにくいと思うものほど当たりやすい)


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■ 有料会員と無料会員の壁
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プレイガイドには誰でもなれる無料会員と、年会費などを支払う有料会員があります。
必ずではありませんが、有料会員の場合、無料会員に比べて当選率は大きく上がる傾向があります。

■クレジットカード必須
オデッセー 2100円/年
ぴあプレミアム会員 3990円/年 (入会費 315円 年会費初年度無料)
CNカード会員 1312円/年

■クレジットカード不要
CNケータイ会員 157円/月

オデッセーは無料会員が存在せず、有料会員のみです。

オススメとしては、有料会員になろうか迷ったらなるべきです。
一度体験するための勉強料と考え、一年後不要だったら退会すればOK。

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■ ハロプロのチケット取り扱い
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チケットぴあやイープラスが一番広域の公演を扱います。
CNプレイガイドも範囲は大体同じですが、上記2つのプレイガイドに比べて取り扱いの無い公演も多いです。
オデッセーは関東を中心とした公演。

ちなみに、名古屋あたりの中部地方の公演は少し特殊で「TANK」というプレイガイドが扱う事が多く、チケットぴあやイープラスでも扱わないので(ぴあは電話予約やコンビニ端末なら扱っているらしい)、少し購入しにくいです。(購入しにくいということは当たりやすいということ)

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■ 座席位置
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一般先行や一般発売で購入するチケットは、基本的にFC先行の席の後ろになります。
ハロプロの一般的なライブの場合、一般席なら1階や2階の後ろから数列、ファミリー席なら後ろから1〜2列です。
図にすると大体以下の様な分布。2階やファミリー席も同様な配置になります。

CNプレイガイドは一般席の場合は2階最後列、ファミリー席の場合は一般席との境目、両サイドが多くなるため、それを許容できる人にとっては、当選率も高いのでお得です。

☆ FC先行
◎ オデッセー
○ チケットぴあ
△ イープラスやローソンチケット
□ CNプレイガイド

==ステージ==
☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆
〜〜〜省略〜〜〜
☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆
◎◎◎◎◎◎◎◎
○○○○○○○○
△△△△△△△△
□□△△△△□□

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■ 当選率
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ここでは一般発売日ではなく、一般発売日の何週間か前に行われる一般先行を対象にします。

一番当選率が高いのはオデッセーの有料会員です。
オデッセーの先行受付は、公演にもよると思いますが、
・1公演だけ見たい人向けに第三希望まで指定可能なエントリ
・最大で3公演まで購入可能なエントリ
の2つがあります。

第三希望まで指定できるエントリでは、同一公演の一般席とファミリー席を第一第二希望に指定することもできるため、座種に拘らなければ、確率を最大限上げることができます。
※コメントでご指摘いただきましたが、取り扱いの無い公演もあるので注意が必要です。
※2013年現在、娘。コンの関東公演は受付が多いですが、℃-ute武道館はありませんでした。

次に当選率が高いのはCNプレイガイドの有料会員です。
比較的マイナーなプレイガイドであること、取り扱いのある公演にムラがあること、座席の位置が最も遠いこと、こういった要素と当選率が反比例しています。

あとは、ぴあプレミアム会員はわからないので、無料のぴあやイープラスになります。
無料の一般先行はとにかく回数を重ねるうちに当たることがあるという感じです。
ほとんどハズレるので、当たったらラッキーくらいな感じで申し込みましょう。

自分はぴあプレミアム会員にはなっていませんが、当選率はあまり高くないという意見をよく目にする印象があります。
有名なプレイガイドほど、会員も多くて当たりにくくなるということかもしれません。

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■ ここからが重要
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チケットを入手できる可能性は、最大で5〜7回ほどあります。
時系列順に以下のようにチャンスが来ます。(矢印ごとに期間がズレてます)

FC先行

オデッセー先行

各プレイガイド一般先行 (運がいいときは2箇所申し込める)

一般発売
↓(一週間)
一般発売キャンセル分の再販

当日券

■ 事前準備
・各プレイガイドで有料か無料の会員になる
・ハロプロのユニットをお気に入りのアーティスト登録する
・チケットの販売情報をメールで受け取れるようにする

大体メールの件名にユニット名が入ったメールが来るので、目当ての公演がある場合は、毎日見逃さないように注意しましょう。

入手のしやすさはこんな感じ。
FC先行 > オデッセー先行 > 各プレイガイド一般先行 > 当日券 > 一般発売 > 一般発売キャンセル分の再販

■ オデッセー先行
一番当選率が高いので絶対見逃さないように注意しましょう!

■ 各プレイガイド一般先行
チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、CNプレイガイド
この各プレイガイドの一般先行は、通常だとオデッセーの先行結果判明後でも、申し込み可能なタイミングで受付が行われます。

ただし、上記各プレイガイド同士では、同時期に受付が行われるため、4つそれぞれを申し込むと、両方当たってしまう可能性があります。
重複当選は、チケットマナー的に良くないので、どれか一つのプレイガイドで申し込むようにしましょう。

※たまに、とあるプレイガイドの結果発表日の後、ギリギリで他のプレイガイドが受付期間内であることもあるので、その場合はもう一回チャンスが得られます。(受付期間と結果発表期間は要チェックです)

■ 一般発売
チケットぴあやイープラスはPCからだとほとんどつながりません。
携帯からのほうがつながりやすいという話はあります。
CNプレイガイドはつながりやすいです。
電話受付の場合は、売り切れが確定するまでかけ続けましょう。
電話の目安は、売り切れが確定していなければ1時間は粘ったほうがいいです。
つながらないからもう売り切れただろう…と思いきや、少しずつ売れているということもあります。

また、一般発売日に一回売り切れた後、数時間以内に追加販売のあることもあります。
一般発売開始後の2〜3時間はアンテナを張っておきましょう。

あとは、コンビニ端末からはつながりやすいですが、店頭販売は発売日の翌日ということも多いので、事前にしっかり販売方法を確認しておかないと悲惨なことになります。
また、10時直前にコンビニ端末の前にスタンバイしておく必要があるので、他の人に迷惑にならないよう、10時ピッタリに端末を扱えるようにする必要があります。

■ 一般発売キャンセル分の再販
極わずかですが、一般発売の翌週の10時に、チケット購入手続き中にキャンセルされた分が復活することがあります。
このタイミングは諦めている人が多いので、意外と買えることがあります。

■ 当日券
当日券は前日か当日にツイッターで公式アカウントから流れてくることが多い。
販売自体がない場合もあるが、意外と購入できることは多い。

実は、ツアー初日昼公演があっさり買えることもある。
ツアー初日や、土曜日昼公演などは、当日券の状況がわかりにくいため、みんなの出足が遅い。
夜公演は、昼の当日券状況が知られているので、買いにくくなる。

ちなみに、当日券は機材席開放の場合PA前、ファミリー席だと2階最前列など、比較的良い席が割り当てられることもある。(必ずというわけではない)

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■ 最も重要なこと
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「可能性には全てチャレンジすること」
チケットを入手するにはこれに尽きます。

要は、100回申し込めばそれなりに当たるわけで、チャレンジする回数の多い人ほどたくさん当たります。
ただし、申し込めるチャンスは限られてくるので、一つ一つの機会を逃さないことが大切です。

コンサートに行く人は誰しもが「後悔」を経験します。
絶対に買えないと思っていたチケットが、実は買おうと思えば買えた瞬間があった。

後悔を防ぐには「迷ったら即行動」を鉄則にすることです。
買おうと思えば買えた瞬間があったとき、あとで後悔するかを想像してみましょう。

だいぶ長くなりましたが最後に、何よりも大切なことを。
どんなに頑張っても、どうしても欲しいチケットが手に入らないことはよくあります。
でも、そこから学ぶことはとてもとても大切なものです。
チケット購入は争奪戦ではありません。
争奪戦で入手したチケットは、他人と争って奪ったもの。

「人を好きになって心を貧しく」より。
「人を好きになって心を豊かに」です。

投稿者 misuken : 17:09 | コメント (1) | トラックバック

写真集発売記念握手会の整理券配布方法について

2月10日に、さゆの写真集の握手会が渋谷と大垣で行われました。
昨日、その握手会に参加する友達からとある問題があることを教えてもらったので、そのことについて書いてみたいと思います。

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■ 事前知識
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イベントは 2月10日(日)朝10時 文教堂書店・渋谷店 で行われるイベントで、整理券発券開始 1/27(日)朝10時から配布だった。

写真集の握手会では、握手会が始まった直後の10人ほどと握手している様子を取材カメラが撮影するため、通常よりゆっくり握手できる暗黙の特典がある。

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■ 本題
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友達は渋谷のイベントに参加するために、始発で並んで8番目くらいだったらしい。
普通に考えれば、この時点で握手会が始まった直後の10人には入れるわけですが…。
ここからがおかしな話。

整理券の配布が始まるとき、店側が1人最高10枚まで予約可能というルールを提示したため、整理券番号は40番台だったとのこと。

さて、1人が1度に10枚予約する、1人が10回並び直して10枚予約すること、これは同じ事でしょうか?
これは、同じようで全く違う結果を生みます。

1度に10枚予約した人が、握手会の時に10回並び直してくれるなら特に問題ありませんが、実際には知り合いに譲るため、握手会が始まった直後の10人には、整理券配布時点で並んでいなかった人が何人も現れます。
理論上、先頭の1人と知り合い9人で埋まる可能性もあるということです。

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■ それぞれの立場で考えてみる
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友達にしてみれば、通常よりゆっくり握手できる「握手会が始まった直後の10人」には入れないわけですから、わざわざ始発で行って並ぶ必要性自体が無かったということになります。

逆に、先頭付近の人にしてみれば、店側が決めたルール通りに予約し、手に入れた権利だから、友達に譲っても問題ないということになります。

さて、どちらに分があるか?

ここで、注意事項をじっくりと読んでみると、以下のような項目がありました。
「整理券の転売行為は一切禁止とさせて頂きます。」
「転売チケットと発覚した場合、イベント参加をお断りいたします。」
厳密に言えば、知り合いに譲ったことも転売と言えば転売。

しかし、きっとこれは営利目的の転売を対象とした一文だと思うので(営利目的とは入っていませんが)、その点は考慮の対象にはならなさそうです。

運営側も、できるだけ多く売りたいでしょうから、知り合いのために整理券を譲ること自体を禁止する意図はないと考えたほうが自然でしょう。

ということは、やはり特に問題は無かったのでしょうか?
でもなんかモヤモヤが残ります。

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■ イベントのコンセプトや、運営側の意向
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こういうときに焦点となるのが、イベントのコンセプトや、運営側の意向です。
視点をかえて掘り下げてみましょう。

運営側や店側は「握手会が始まった直後の10人」が、理論上は先頭の1人と知り合い9人で埋まる可能性があることをどのように考えていたかです。

つまり、事実をそのままズバリ、整理券配布時に並んでいなかった人が「握手会が始まった直後の10人」に入り、始発で来て並んでいた人が、その後ろになることに特に問題を感じたりはしないか?

もう少しシンプルに言うと、基本的には整理券を取りに来た人に握手券付きの写真集を販売するコンセプトではないのか?

また、1人10枚まで予約可能にした目的は、同じ人に1枚ずつ何度も並び直して予約してもらう無意味な手間を減らすためのもので、若い番号の整理券を他人に譲ることは想定していなかったのではないか?

何となく店側は「握手会が始まった直後の10人」より予約の手間のほうを意識していそうな気はします。

本当は、こういった点を現場のスタッフさんに確認しておけると考えやすくなるので、疑問があるときは積極的に聞いておくことをオススメします。
でも、決して問い詰めちゃダメですよ。
あくまで、イベントのコンセプトや、運営側の意向を理解することが目的ですから。

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■ 失うものの大きさを考えてみる
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さて、まだモヤモヤが解消されないので、再び発想をかえて、失うものの大きさという比較をしてみましょう。

これは、恩恵を得られる方で考えると差を見出せないことでも、失う方で考えるとよりハッキリとした差が見えてくることがあるということです。

つまり、始発で並んでいた人が「握手会が始まった直後の10人」に入れない場合と、知り合いから譲り受ける人が「握手会が始まった直後の10人」に入れない場合、差があるかということ。
※握手自体はできるとして

始発で並んでいた人は「待ち時間」を失ったことになる。
知り合いから譲り受ける人は特に失うものはありません。
これは結構大きな差になりますね。

今回のモヤモヤの正体はこれと言えそうです。

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■ まとめ
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公平性を考慮しつつ、それぞれの立場から要件を抽出すると以下のようになります。

・整理券を知り合いに譲れるようにしたい
・実際に並んでいた人だけに「握手会が始まった直後の10人」に入れる恩恵を得られるようにしたい
・店側は同じ人に何度も並び直して予約してもらう手間を掛けたくない

それぞれの立場から見て、この内容に合意できれば、あとはこの要件を満たすルールを作成すればいいわけです。
例えば「1度に10枚予約できるが、2枚目以上の整理券は100番台から配布する」とか。
要件を満たせれば手段は柔軟に変化させても、達成できる目的に変化がないので、問題ありません。
これは、目的を達成しつつ、自由度が最大限に確保されているということを意味します。

今回は、極力主観や感情を除き、それぞれの立場から、それぞれの目的をできるだけ正確に抽出し(可能であれば当事者に聞く)、それらの要件を満たす手段を考えられる段階までの流れを書いてみました。

こういうスタイルであれば、何か問題があったとしても、悪者探しをすることなく、問題解決に近づけることができるのではないでしょうか。

もう少し文章をうまく構成したかったけど・・・精進せねば。

投稿者 misuken : 14:47 | トラックバック
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