ハートプロジェクト管理人のブログNEO!

ミキティはミキティでも、安藤さんのほうですよ。
さっきTV付けたらちょうど世界フィギュアやっていまして、見事に安藤美姫が優勝しましたね。
若くてルックスも良くて、マスコミにも取り上げられることの多かった彼女ですが、大きな大会での優勝は初めてとのことで、心からおめでとうございますと言いたいです。

自分もゲームで全国大会で何度も優勝したり、その世界では重圧のかかる大舞台を経験したことがありますが、緊張で体の震えが止まらない中で本来以上の力を発揮しないといけないというのは大きな壁です。
今日のミキティの演技は、最後まで険しい表情で演技を続けていたのがとても印象的で、素人目にも演技の固さと感情的な部分での印象が真央ちゃんと対照的に見えました。

しかし、優勝の期待を受けながら初優勝を達成できない人と、すでに大舞台での優勝を経験している人の精神面の比較をした場合、後者が想像以上に圧倒的有利で、前者はプレッシャーや良くない思い出により集中力を保ちきれず、途中で致命的なミスを犯してしまうというのが世の常。
二度目以降の優勝を狙う人は完璧な演技ができなくても自然とミスが許容範囲の最低限で収まることが多く、中盤から後半にかけて気分が乗ってきたりもします。

そういう面からしても、極限まで緊張感が張り詰めた中、4回転サルコウを3回転に変更する守りとも感じられる判断を下し、最後までミスを犯さずに続けることは、極めて困難だったと思います。
言うのは簡単ですけど、4回転を飛べちゃえば後が楽になるので、3回転を選択した上で優勝できたと言うのがこれまたすごいです。

安藤さんは決して辛い経験もたくさんあって、一時消えかかってしまった灯りを再び燃やすという想像を絶する努力で勝ち取った結果なので、優勝できて本当に良かったですね。
勝手にですが僕もとてもうれしいし、ほっとしました。

これからも真央ちゃんと良いライバルで日本を引っ張っていってほしいなぁ。
そして、次のチャンスでは緊張のほぐれた笑顔の演技できっと優勝してくれることでしょう。

やっぱり…ひたむきに努力する人は美しいです。