「飽きた」では許されぬファンの責任

asahi.comの茨城版?でMilkyWayの吉川さんの記事が取り上げられたようで、アンジェラスさんの記事に興味深いものが書いてありました。
「平均寿命」って書いているけれど・・・ - 狂熱の娘団。
asahi.com:多様化の波にもまれ-マイタウン茨城


こういう記事が出るのは珍しい感じがしますが、やはり夢の世界も人のやっている事なので、現実と葛藤するのは当たり前なんですよね。

ファンとしては、ハロー!プロジェクトという家族の中で、メンバーにはできる限り長く幸せに活動をしてもらいたいという思うけど、メンバーファンそれぞれにとって幸せの定義自体も少しずつ違ったりもする。
例えば、もの凄い脚光を浴びて電撃的に引退みたいことを幸せと思う人もいるだろうから、メンバーやファンに限らず、一人で考えたときの幸せと、全員で考えたときの幸せも違うし、一概にはっきりした答えがあるとも言えないんですよね。

ハロプロからアイドルを見てきた自身としては、やはり根底には芸能人と自分というよりも「人と人」であると言う事が一番大きいので、絶対に商品や物としては見ないように、ちゃんと相手の気持ちを考えるように意識しています。

記事の中で「アイドルの大量生産、大量消費」とあるように、昔に比べて変化が激しくなってきていて、それはどこの業界でもそうだったりするけど、「早くて、安くて、質を高く」結構消費者の要求が追い込んでいるところはあると思いますし、じっくりと時間を掛けながら成長を見守るということが、今の世の中忘れ去られているような気がします。

待つ事をせず相手のペースも考えずに「これが絶対に正しい!」と要求し続ける事は誰の幸せにもつながらない。
すぐに飽きてしまう、人としての薄さも同じ。

しかしその一方で、安心、安全、で将来の活躍が保証されているような、守られすぎた環境も良くないと思う。
アイドルになるためのハードルが下がれば、重みが失われ、より多くの人が挑戦してくるわけで、さっきの「アイドルの大量生産、大量消費」に近づいていくはずだから。
大きな余裕は無いけど、人の気持ちが要になっている、そんなバランスが大切なのではないでしょうか。

何だかんだ言って最終的にファンが一番大切にしているのはメンバーとの間に通じ合う気持ちだったりするわけで、そういう気持ちはじっくり時間を掛けて、色々な出来事を乗り越えて通じ合ってきた結果だから、それはお金で買える物でもないし、物としての価値でもない。

昨日のハロコンエルダー公演のコンサートで安倍さんがMCで言っていた「縁」のように、縁のあった互いが、気持ちを通じ合わせる事で自分にも幸せ、相手にも幸せ、結果幸せを積み重ねる事ができている、という事なんでしょう。

焦らずじっくり応援すれば、必ずそれにメンバーはその期待に応えようと努力してくれる。
だからこそ、焦る気持ちを抑えて長い目で応援していく事が大切なんだと思います。

決して物にはしないよう、様々な部分での一人一人のスピードコントロールが重要です。
応援する側もしっかりと責任を持ちましょう。

>ハロプロエッグについて
ハロプロエッグのようなシステムにはエッグの子にもメリットとデメリットがあると思うので、実際のところメリットの方が大きいかどうかは分からないですが、社会の変化によって生み出されたシステムとも言えそうな気がします。

ネットが普及する前のオーディションと今のオーディションではリスクも大きくなってるし、人の考え方も多用化しているので、昔のやり方が通用しなくなってきてますしね。
事務所側が一定のポリシーを維持できれば、成り立つシステムなのかな?

ちなみに、ハロプロエッグではないけれど、松浦さんも藤本さんもある意味初期の活動はエッグに近かったりするので、成功モデルを具体化したような面もあるかもしれませんね。

とにもかくにも、人が頑張っているんだという意識を持って、応援していく事が大切です。

ハートプロジェクト。netで現在投票期間中のハロプロアンケート
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メロン記念日 コンサート2008冬の満足度調査
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Hello! Project 2009 Winter エルダークラブ公演の満足度調査

投稿者:misuken 2009年01月12日 02:06

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