肖像権の話

今日はちょっと重たい話ですが、前向きな話として書きます。

今日、とあるファンサイトを通りがかったとき、そのページの肖像権についての考え方というのが書いてあったので、ちょっと見てみてみた。
「営利目的ではありません」「応援活動のためにやっています」「肖像権侵害する気はありません」
大体ファンサイトは同じような感じのことが書いてあります。

ちょうど1年くらい前に、事務所の「違法サイト取り締まり」があったようで、そのことについてもいろいろ書かれていました。

たしかに、ファンの気持ちもわかるけど、こういう内容を読んでいていつも感じることがある。
それは、応援しているからという視点に立ちすぎて、語られる内容が狭いことだ。
そもそも、ファンはメンバーにとってメリットだと思ってサイトに写真等を掲載するのがほとんどだが、画像掲載のメリットをアピールするのではなく、画像掲載のデメリットについていかに考え、抑制しているのか、そこが大きいと思う。
二酸化炭素を放出しない魔法の炎が無いのと同じで、画像の無断使用は応援に使用できるクリーンなエネルギーではない。


例えば、非公式のホームページで画像を見かける機会が多ければ多いほど、肖像権への意識を低下させる効果があると言える。
「みんな使ってるからうちも」という意識になり、悪循環が始まる。
そして、自分のサイトは他人より良くしたいと思うのは人間なので、だんだん画像を多く使うようになっていく。
たしかに画像があれば人は来るし、アクセス数が増える=ファンを増やしているという意識も芽生える。
それが完全に間違っているとは思わないが、ここに大きな落とし穴がある。

続きは「ハロプロにおける肖像権」をご覧下さい。

投稿者:misuken 2005年05月28日 01:02

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