ちょっと変わったハロプロファンのブログ、他では聞けない話もあったりします。
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最近、イベントの録音行為はオークションと同じで全く抵抗の無いものになったのかなと感じることが多い。
先日、ちょこっと楽宴を見てたらディナーショーを録音から書き起こした内容が上がっていたので、削除依頼を出してみた。
すると数日後、録音していたことがわかる部分だけ修正されてそのまま掲載し続けられていた。
誠意ある対応を期待したが、今の時代はこんなものなのかもしれない。
昔、MCというものは全て台本が用意され、初日から千秋楽まで、同じ内容が繰り返されていた。
当然公演内容のレポートをあげる必要もない。
しかし、そのような公演にマンネリ化を憶えたファンはいつも不満を口にしていた。
「たくさん見に来てるんだから公演ごとにMC変えるとか、飽きないようにしてほしい」
月日は流れ、ファンが期待していたことが現実になった。
毎公演MCが変わったり、内容に変更が加わったり、何度見に行っても飽きずにとても楽しい。
しかし、その楽しさゆえに、行けなかった公演のレポートを読み漁る人が増え、公演のレポートの載っているブログに殺到するようになる。
レポートも、最初は耳で記憶していたものが、メモに書き写すようになり、ついに録音に行き着く。
手段は一切評価の対象とならず、詳細であれば詳細であるほど良いものと評価され、評価を受けた者はより良いものを求めてさらに突き進む。
仲間から大量の批判を受けていることを気付かずに。
「荷物チェックにあんな時間かけたら開演押すのくらいわかんないのか?仕切り下手だなぁ」
「公演中に係員が何度も通路通って集中できないし見えないし邪魔!」
最後にこんなやりとりが思い浮かぶ。
・行きたい公演なのに抽選で当たらない
「公演数を増やしました」
・公演のDVDが出ない
「DVD販売開始しました」
・全公演のMCが入ってない
「全公演のMCを収録したDVDも販売しました」
・お金が無いから全部買えない
「…」
最近はメンバーの成長も著しく、MCがとても楽しいのはよくわかる。
ただ、それを追い求めて我を忘れてはいけないと思う。
"録音"というものは本当に正しいのか、"録音"が正しいなら"録画"はどうなのか?
今のハローのファンの間で"録音"に対して「NO」と言うことはとても難しくなっている。
2月に誰もが口をそろえて「周りの大人が悪い」と言っていたのは自分達にも当てはまらないだろうか?
メンバーはいつどこで録音しているかわからない人たちを信頼し続けるしかない。
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確かに、凄く考えさせられますね。
都合のいい事だけ求めるのはおかしな話で信頼関係なんて築くのは無理です。
そういう自分も録音したものを聞いた事が全くないかと言われれば嘘になります。
それくらい感覚が麻痺してきているのでしょう・・・
本当に最低限のマナーなので守りたいですね。
投稿者 まり推し : 2006年10月19日 22:38
リボンの騎士で言うところの、「毒には毒を持って制す」というのが、不正行為を暴くためにファン同士の会話を録音するということになりますけど、これじゃぁ報復の連鎖みたいで全てが台無しです。
本当に必要なのはメンバーを一人の人として思いやってあげることじゃないかと思います。
実際にメンバーが会場で録画行為を見つけてスタッフに伝えていることも聞いてるし、歌ってる最中にそんなの見つけても心の中で怒りつつ笑顔でいなきゃいけないんだからかわいそうですよね。
目に見えない録音だとしても、やってることは同じですから。
投稿者 ミスケン : 2006年10月20日 01:26