ちょっと変わったハロプロファンのブログ、他では聞けない話もあったりします。
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座間と新潟に行って、今回の娘。コンもとても楽しいと思いました。
結構満足している人も多いと思うのですが、だからこそ気になることもちゃんと書いておきますね。
新潟の公演中にメンバーから
「みんなのダンス完璧」
「ちゃんと踊ってるところ、後ろの人までよく見えてますよ」
「たまにダンス間違って焦ってる人がいたりとか(笑)」
という言葉がありました。
メンバーがファンの目線で語ってくれていて、とても距離感を近く感じます。
メンバーがこの言葉を語ること自体は正しいと思いますが、今後について気になる点が一つ。
自分の予想が正しければ、今後会場での盗聴や盗撮行為が一段と激しくなり、ますますファンの固定化と常連化が進むことでしょう。
最近のツアーはファン参加型で一体感がとても気持ち良いのですが、振り付けを覚えることの楽しさや、ある程度リピーターを意識した演出が増えてきました。
これは昔からファンが望んでいたことです。
しかし、こういった楽しみに対して、自制心が利く人間であれば非常にうまく付き合っていけるのですが、今までのハローのファンの傾向からすると、楽しみを求める余り、新たな問題を発生させる可能性があります。
それが盗聴や盗撮行為です。
新曲や、その曲の新しい振り付け、とある演出で行う決まり事などをいち早く覚えたいと思うあまり、その欲求を満たす物を安易に求めるようになるでしょう。
それはつまり、公演中の(特に初日)公演で音源を録音したり、撮影を行うということです。
自分がそれらの行為を行わなくてもネットに落ちていれば(この表現自体が都合のいい大人という感じがしますが)、ラッキーという感情が生まれ、それが次からは無くてはならない物になってしまいます。
ネット上で手に入りにくければ、お金を払ってでも露天からの購入したり、オークションから購入する人も出てきて、自分で自分を制御できなくなります。
何かの依存症と同じ。
どんどん秩序が崩壊していき、そのうち盗聴や盗撮を注意する人が悪になり、注意する人は孤立化、それらの行為を受け流したり肯定できる人だけが篩に掛けられ、残った者が常連化してリピート率が上昇、参加しにくくなったファンが楽しくない、そしてファンが減っていきます。
そうなるとこういう言葉も聞こえてきそうです。
「何も知らずに行くより先に覚えていったほうが楽しい」
「会場で見るだけじゃ覚えられないから仕方ない」
「需要があるのにDVDをすぐに売らない事務所が悪い、金に目がないくせに商売が下手だな」
「嫌なら規制すればいいじゃん」
「みんなやってるから大丈夫じゃない?」
「自分に被害が無いからやめる必要性は感じない」
これらは全部自分向きな意見、メンバーのことやイベントの運営という面が全然考慮されていない。
大切な人を失った直後なので、こういった提言もまだ受け入れられやすいとは思いますが、この傷口という心のとっかかりが風化していくのも時間の問題なんでしょうね。
大切な物を守ることはとても難しい。
注意できる人間は煙たがられる。
何も言わなくても、物別れに終わっても、大切な物を守ることができない。
本気で大切な物を守りたいと思ったとき、初めてそのことの難しさを知る。
周りの大人達を批判していた大人達が大人であることを祈るばかりです。