ファンによる破壊行為について思うこと

みんな読んだと思うけど、11/30発送のinformationの2ページ目に以下のような文面が掲載されていました。

いつもHello!Projectのコンサートにお越し頂き、誠にありがとうございます。
ファンクラブの皆様へは、DM等でコンサートマナーについてお願いをしておりますが、残念ながら、現在も迷惑行為が目立ちます。
最近では、市川市文化会館の客席が多数壊されるという事態が発生致しました。これは犯罪行為にあたるものです。
会館には大変な迷惑をお掛けしており、誠に残念でなりません。
心無い一部の方達により、まわりの皆様へ迷惑を掛けているのはもちろん、怪我や事故につながる可能性もございます。
このような行為は絶対に止めましょう。またこのような行為を発見した場合には、スタッフにお知らせ下さい。
コンサートをより多くの方に楽しんで頂くよう、皆様のご協力をお願い致します。

今年は4/28発送の青封筒に入っていた〜コンサート時のマナーについてのお願い〜があり(このブログの関連記事)、駐輪してあった自転車の破壊、非常灯の盗難、神奈川県立県民ホールの壁と床の破壊という残念な事実が記載されていましたが、先日の市川でも客席の破壊があったようで…。

関連記事にも書いてあるように、破壊行為というのは基本的に偶然発生するようなものではなく、ほぼ確実に故意であり、犯人が見つからなければ修繕費などはコンサートを運営している側が払わなくてはならず、このようなことが続けば会場が借りられなくなる。

最近はたまに「会場が借りられなくなるようなことをするな」という意見がファンサイトやブログで出るようにはなってきているものの、まだまだ本当の意味でファンにその言葉が浸透しているかと言うとそうでもないように思います。

なぜなら、前回は書いていなかった文面、今回のお願いには「このような行為を発見した場合には、スタッフにお知らせ下さい」と書いてあることからも、実際に客席が壊れていても誰が壊したのか、スタッフに伝えてくれる人はいなかったということなんじゃないでしょうか?

客席を破壊するほどの力を加えたなら、それなりの音もするでしょうし、怪しいしぐさも見られるでしょう。
隣の席にいて気付かないなんてことはあり得ないと思いますが…何で誰もそういう大事な話をスタッフに伝えてあげないのでしょう?
スタッフの人と話すことってそんなに難しいことなんでしょうか?

「メンバーを応援したい」と口で言うのは簡単だし、心がときめくままに行動するのも簡単なことだけど、トータル的にコンサートを成功させることや、自己中に依存せずメンバーを支えるということは、しっかりとした意識を持ち続けようとする緊張感の中からしか生まれません。

破壊行為をスタッフに伝えずに、友達と外で雑談していたり、そのまま家に帰ったりするのは、ファンとしてあまりにも無責任過ぎるとは思いませんか?
逆に言えばそれだけみんなが無責任で無関心だから、こうした事件が起きているとも言えるでしょう。

自分は本当に最善を尽くしているのか、自分にとっての最善ではなく、トータル的に考えたときの最善とは一体何なのか、それをずっと自分に問いかけ続けることも、メンバーを支える大きな力になると僕は思っています。

投稿者:misuken 2006年12月09日 02:04
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